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2012年7月22日日曜日

奈良県宇陀市の御神木

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名称 高井の千本杉 (たかいのせんぼんすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 45m(注2)
目通り幹囲 25.0m(注2)
推定樹齢 500~600年(注3)
所在地の地名 奈良県宇陀市榛原区高井(注4)
 〃 3次メッシュコード 5135-67-09
 〃 緯度・経度 北緯34度30分35秒
           東経135度59分48秒
奈良県指定天然記念物(1981年3月17日指定)
撮影年月日 2009年6月14日

高井から、サクラで有名な仏隆寺に向かう谷道に入ってすぐ、右手に上がる幅2mほどの舗装道路がある。これが旧伊勢本街道。この道が中垣内で別の道路に突き当たる直前、高井の千本杉の背後を通る。
 案内板によると、ここには1m四方ほどの井戸があった(現在、水は湧いていない)。その周囲に密植されたスギが生長し、支幹をも含めて互いに癒着して、今の姿になったらしい。地上1m地点では、全部で16本の幹があるという(数えてはみなかった)。
 注連縄を掛け、御神木として扱われているが、個人が所有しているようだ。所有者は「千杉(ちさん)白龍大神」として祀っているという。千本杉の名は、そこから付けられたのだろうか。
 嬉しいことに、訪問者が気兼ねなく見学できるように、一般開放してくださっている。
 しっかり癒着しているものだから、近くで見ても、合体木であることを忘れてしまいそうだ。
 樹勢も極めて良く、印象に残るスギ大樹である。




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