人気の投稿

2013年11月29日金曜日

スマホ/タブレット連携が充実!パイオニアのサウンドバー「SBX-N700」のMiracast機能を体験!

いま、バータイプのホームシアターシステム(サウンドバー)が注目を集めている。ホームシアター市場のなかでも右肩上がりの成長を遂げているこのジャンル。テレビとつなぐだけという設置の簡単さは大きな魅力と言えるだろう。さらに、昨今はBluetooth対応モデルも増加。映画はもちろん、スマートフォンやタブレットなどと連携して音楽を楽しめるのも見逃せないポイントだ。

11月初旬に発売されたパイオニアのサウンドバー「SBX-N700」「SBX-N500」も、もちろんBluetoothに対応。加えてネットワーク機能も強化し、スマホ/タブレットとの接続を強化している点が特徴となっている。

DLNAに対応しており、ネットワーク内の音楽や映像をワイヤレス再生して楽しむことができる。無線LANルーターがなくても「Wi-Fi Direct」に対応しているため、本機と直接ワイヤレス接続し写真/動画を大画面で再生することも可能だ。さらに「YouTube Send to TV」にも対応。スマホのYouTubeアプリの動画をテレビ画面で視聴できる。
SBX-N700の設置イメージ
ネットワーク機能を搭載。スマホと連動し、テレビをスマホの画面のように使うことができるとアピールしている

そしてパイオニアが、スマホ/タブレットとの連携をさらに強化する機能としてプッシュしているのが、「Miracast」の搭載だ。

「Miracast」とはWi-Fi Allianceが策定した規格で、Wi-Fi Directの技術を使ってスマホ/タブレットの映像をワイヤレスでテレビに映し出せるというもの。パナソニックやソニーなど主要メーカーのテレビ、そしてスマートフォンでも、Miracast対応モデルが増えている。なおこういったスマホ画面のミラーリング機能はMHLでも実現できるが、有線接続のMHLに対しMiracastはワイヤレスで接続できるため、利用スタイルをケーブルで制限されない点がメリットとなっている。
Miracastに対応し、スマホの画面をテレビに映し出すことが可能。動画や写真などを、テレビの画面を使って楽しむことができる

スマホ/タブレット内の写真や動画だけでなく、現在増加中のスマホ向け動画配信サービス(「ビデオマーケット」やドコモの「dビデオ」など)も、テレビ画面で楽しめる。せっかく契約したサービス、家にいるときは大画面で手軽に楽しめたらいいのに…という願いをかなえてくれるのが「Miracast」というわけだ。もし手持ちのスマホ/タブレットがMiracast非対応の場合は、DLNAアプリを使うことで、同様にスマホの映像をテレビに映し出して視聴できる。

このようにスマホ/タブレットなど様々な機器と連携して自由なスタイルで映像や音楽を楽しめる「SBX-N700」「SBX-N500」だが、もちろん音質にもこだわっている。

スピーカー部は、歴史と実績のあるオーディオメーカーであるパイオニアの単品スピーカーの技術を活かしたもの。創業70周年記念スピーカーユニットとして単品発売された「PE-101A」をフロントに4基搭載。銅リングをスピーカーユニット内部に装着することで、歪みが少なくクリアで艶があり、高音まで伸びやかに出る再生音を実現したという。
スピーカー部はオーディオメーカーであるパイオニアの技術が活かされている

さらに、本体底部にサブウーファーを2基内蔵。バースピーカー単体でも迫力の低音を再生できるとアピールしている。最上位機「SBX-N700」はワイヤレスサブウーファーもセットになっているので、合わせて使うことで更に迫力と奥行きあるサウンドを楽しむことができる。
バースピーカー内部にサブウーファーを2基搭載

そのほか、気流によるノイズを抑える独自の「エアロノイズレスポート」も採用。パイオニアのAVアンプでも採用されている、低域と中高域の音のズレを補正する「フェイズコントロール」技術も搭載している。フェイズコントロール機能は、ワイヤレスサブウーファーの低域の遅れも補正できるとのことだ。
 
パイオニア独自技術「フェイズコントロール」も活用されている
 
そのほか、設置性を高めるリモコン信号リピーター機能や、テレビとサウンドバーを連動させて操作性を高めるARC機能なども備えている

価格も、最上位機のN700でも実売49,800円前後と比較的手頃。映画だけ楽しめればいい、という方には、ネットワーク機能非搭載でさらに手頃な価格の「SBX-300」もラインナップされている。
ライフメディアへ登録      

格安オーディオは、オーディオ専門店でんき堂スクェア
 

2013年11月28日木曜日

アナログアンプとデジタルアンプの違い

アナログアンプとデジタルアンプの違いを学びましょう。ディスクで言えば、LPレコードがアナログで、CDやSACDは「0、1」のデジタル方式というのは常識ですね。アンプにもアナログアンプとデジタルアンプの区別があるのです。

昔からあるのがアナログアンプ。黙ってアンプといえば、アナログアンプを指すくらいポピュラーですね。音楽信号のアナログ波をそのままの波形で大きくしてスピーカーに送り込むものは、前回お話ししたA級もB級も、また一番多いAB級だってすべてアナログアンプなわけです。真空管アンプはもちろんアナログアンプの代表!

一方デジタルアンプはと言うと、音楽信号を「0、1」のパルス信号、つまりデジタル信号として扱います。でも最後はアナログ信号に戻してスピーカーを鳴らすのです(デジタルのままではスピーカーは働きませんからね)。「D」はデジタルの「D」と呼んでる人はそのままで良いでしょう。実際はアナログアンプのA級、B級よりさらにうんと深いカットオフ領域というエリアを使って、“0、1”信号をそのまま大きくしてスピーカーを動かすだけのエネルギーを得ているのです。

デジタルアンプの流れは、入力信号をいったん0、1のパルス信号へ変換し、パルス信号のまま増幅して最後にアナログの音楽信号のみを取り出し、増幅された信号の再生を行う……というもの。デジタルアンプのカギを握るのは、スイッチングとD級アンプです。D級アンプそのものがスイッチングアンプで、その前に必ずデジタル信号に変換するためのPWMなんていう回路が入っているのが特徴。PWMはパルス幅変調で……なんていう難しい話は後回しにして、まずは簡単にデジタルアンプの長所、短所をまとめましょう。
 

デジタルアンプのメリットは高効率、低発熱、小消費電力なこと。結果としてアナログアンプよりずっと小型軽量になりスマートです。オーソドックスなアナログアンプではそうはいきません。アナログアンプは一般に効率が悪く、ムダになった電力がすべて熱に変わるのであんなに熱くなり、またボディ自体もヘビーで大きいのです。これはA級もB級も基本的にはそう変わりません。

イメージでいうと下の図がわかりやすいでしょう。アナログアンプは増幅素地のリニアな領域を使うために、そこできれいなサイン波の増幅が行われている以外の部分(図の斜線、またはアミがけ)では、すべて熱となって失われるのが欠点といわれています。「えっ、リニアだからこそきれいな増幅ができるんじゃないの?」。わっはっは。それは増幅の古典というもので、素子にはリニア(直線的)に働く動作と、もうひとつノンリニア(非直線)にはたらくスイッチング動作というふたつの“顔”があるのです。その代表が「D級動作」です。
クリックで拡大


上の図は“+V”が1、下の“-V”が0のレベルに対応しています。アナログの場合は増幅に使われていない領域が多いために効率がべらぼうに低い。これに比べてデジタルアンプの場合は、+Vと-Vをパチパチとスイッチングさせ切りかえて使うために、面積のほとんどをムダなく使いきっていますね。だから効率が良く、いつもクールで涼しい顔なのです。
 

とはいえ現在デジタルアンプと呼ばれているものは、まだまだデジタルアンプのスタートに立ったもの。やっとひとり立ちできるかどうかという感じですね。理想のデジタルアンプはと言うと、入力ソースそのものがデジタルになっている時代にふさわしく、CDもSACDもデジタル端子で入り、そのまま一気にフルデジタルで増幅して……まあ最後のスピーカーだけはアナログですが、そんな感じのアンプ動作なわけです。

それに比べると各社から発売されているデジタルアンプの定義はいまひとつあいまいなのですが、最低限共通なのは「出力段がD級動作」をする。この1点なのです。デジタルアンプとはすなわちD級アンプと見つけたり!

ここで現代デジタルアンプの一般的なブロック図を見てみましょう。入力部のPWM変調回路、続いてD級増幅のパルスアンプがきて、最後に元のアナログ信号をとりだすLPF(ローパスフィルター)がくるという、「ホップ/ステップ/ジャンプ」の三段跳び動作。これがデジタルアンプの基礎と覚えましょう。
クリックで拡大


まずPWMです。アナログの信号のままだとその後のD級アンプの良さが活きないので、まずはアナログの元信号を0、1に変換してあげます。これがスイッチング動作です。スイッチングは単純に電源をON/OFFするためだけのスイッチ回路と考えてよいでしょう。スイッチは閉じるとONで最大の電力が供給され、開くと0となって電力消費はゼロ。「でもスイッチングしただけじゃ“0と1”になるだけじゃないか?」という疑問が湧くかもしれませんが、それだけじゃありません。実はONとOFFの時間(パルス幅)を信号の大きと対比させながら、変化させているのです。幅はWIDTH。MはMODULATIONで変調。これをPWM方式、パルス幅変調と呼んでいるのです。

このほかにもシャープが採用しているPDM(パルス密度変調)もありますが、その良さを発揮できるMOSという素子がまだまだ少ないために、大半のメーカーではPWM方式を採用しているのです。ソニーのS-MASTER、オンキヨーのVLデジタルも基本的にはPWM方式。おっと、ここから先は中級の内容ですから、このへんで切り上げましょう。

こうして得られたPWM波はいよいよD級アンプに入ります。ここからが巧妙です。D級アンプの出力はプラスの最大電圧である+Vか、マイナスの最大電圧である-1Vの2値しかとりませんね、2値とはデジタルそのもの。ではどうやって中間の細かいレベルのアナログ信号を表すのでしょうか。例えば出力0は、+Vと-Vとを短い周期で交互に出力します。出力を慣らしてみれば(これを平均化といいます)、+/-ゼロとなる。もうわかりましたね。+を出力したければ、ONの割合が多くなるようにする。また-の信号についても同様で、正負のスイッチングを小刻みにして出力をコントロールするのです。スイッチングといっても、手で入り切りするようなレベルではなく、数百キロからメガヘルツオーダーの神ワザ的な高速動作なのです。これがPWMの役目。このPWMパルス信号のままD級増幅するのがデジタルアンプの真髄といえるでしょう。

最後の関門が、+/-にちぎれたパルス状態の音楽情報をどうやって復元するのかです。DAコンバーターなんて使いません。D級アンプの後にくるのは、実はスピーカーのネットワークのところでも学んだL(コイル~とC(コンデンサ)のLPF(ローパスフィルター)だったのです。この回路は緩和作用みたいなもの。変化を慣らす働きがあるので、パルス幅の微細なところは「まあこんなもんでしょ」と出力をケチリ、パルス幅の広いゆっくりした動作のときに大きな出力として取り出す役目です。これできれいに増幅された元のアナログ波が得られますね。

デジタルアンプの内部を見た人は、巨大なコイルが出力段のところに入っているの覚えているでしょう。デジタルでいかにハイスピードな信号がつくられようとも、音質を握るのは出力部のコイルやコンデンサー。それに電源のでき不出来とスイッチングによる高周波ノイズにどう対処するかどうかにかかっています。アナログアンプ以上にパーツへの気配りや電源対策が必要なのです。

カートリッジ/昇圧トランス/ヘッドアンプってどんなもの?

■「MM」と「MC」の違いって?

アナログ編の第3回は、音の入口「カートリッジ」がテーマです。微細な針先で音溝のうねりを拾う仕組みは、CDのレーザーピックアップとはひと味違う、人のぬくもりのようなものを感じますね。

まずカートリッジは「小さな発電機」、と覚えましょう。針先がとらえるのはレコードに刻まれた機械振動ですから、これを何らかの手段で電気信号の大小に変えなければなりなりません。それがカートリッジの中に組み込まれた発電機構なのです。そして発電方式の違いによって、MM型カートリッジとMC型カートリッジとに大別でますね。ほかにもIM型などがありますが、ここでは主流のMMとMCの違いを見ていきましょう。




以前スピーカーのところでも学びましたが、磁界と電流、そして力(運動)の方向にはフレミングの法則というのがありましたね。最後に発電するところはスピーカーとは逆の動作(スピーカーは最後に音を出す)なのですが、カートリッジの場合も基本的に電磁作用ですから、マグネット(磁石)やコイルが主要パーツとして組み込まれているのです。

といっても、ほんの小さなもので、断面図で示すと図のようになっていますよ。針先(スタイラス)の振動はまずカンチレバーという細いパイプに伝えられるのですが、その後方に付いているのがマグネットなのか、それともコイルなのかによって、MM型かMC型かに分かれます。

磁石が動けばMM型、コイルが動けばMC型というわけで、なるほどムービング・マグネット(MM)とムービング・コイル(MC)という違いも理解できますね。もちろん何もないところで動いても発電はできないので、それぞれに工夫があります。

MM型の場合は、ポールピース(磁気回路)の一部がギャップになっていて、そこに針先、カンチレバー、マグネットで構成される振動部があるのが特徴。ポールピースには電気を取り出すためのコイルが巻いてありますね。コイルは動きません。動くのはマグネットの方です。そこで針先の振動、すなわちマグネットの振動によってポールピースの磁束を変化させ、コイルから出力電圧を取り出す仕組みです。

MC型はどうでしょう。こちらは振動系がマグネットからコイルに変わっていますね。ポールピースには強い磁力をもつ大きなマグネットが固定され、そこからギャップにN/Sの磁束が送られるのです。ギャップに配置されたコイルが振動することで、そこに起電力が生じ、そのまま出力するのがMC型の仕組み。なあんだ、どっちだって同じじゃないか。と考えがちなのですが、さにあらず!

構造的にシンプルなのはMM型です。出力が高く、3mV以上あるのでそのままアンプのフォノ入力にインプットできるのです。針交換も簡単で、すっと抜いて市販の交換針をさしこむだけ。入門クラス向きのカートリッジといえるでしょう。

一方、MC型は狭いところに精密に巻いたコイルを配置するため、すこし構造は複雑になりますし、高い精度が求められます。振動系が軽いですし、強くて大きな磁石を用いることができるのでレスポンスがよく周波数レンジもワイドです。中~高級品クラスが主体となっています。

そんなMC型にも扱いづらさがあります。ひとつはコイルのターン数(巻数)を増やせないため、出力が低いこと。その出力はMM型の1/10、0.1~0.3mVくらいです。一部には高出力タイプのMC型もあるのですが、あくまで一部に限られます。そして、低い出力をカバーすべく、MC型の場合には「昇圧トランス」または「ヘッドアンプ」というものが必要です(つまり、それだけ出費がかさんでしまいます)。

もうひとつは、MMのように針交換を自分ではできないこと。手持ちのカートリッジを店に預け、メーカーにて新しいものと換えてもらいます。

それでもMC型のファンが多いのは、ひとえに音のよさにあるのです。メーカーや機種数の多さも断然MC型ですね。


■レコード針の材質と形状

さて、手持ちのカートリッジを見てみましょう。外観からはMM、MCの区別はほとんどつきませんし、ヘッドシェルに4本のリードで取りつけることや、ユニバーサルタイプのアームに装着できることなど、共通点の方が多いのです。下の方に突き出しているのがカンチレバーと針先。針はほとんどがダイヤです。もちろん工業用の人造ダイヤで、硬度の高さは折り紙付きですね。以前みられたサファイヤ針はすり減りやすいので、現在は用いません。

興味深いのが針先の形状でしょう。標準の丸針(デノンのDL-103が代表)のほか、それを細長くした楕円針、さらに超楕円形状にしてラインコンタクト(線接触)に近づけたものなど、何タイプかに分かれます。

カタログに「ラインコンタクト針5×120μm」などとあれば、相当な超楕円針とみてよいでしょう。超楕円針になるほど針先が鋭く、そして音溝との接触面積が大きくなるため、トレース能力がアップしますよ。


ちなみにカンチレバーはアルミなどの金属パイプが多いのですが、ボロンなどハイテク素材を用いた高級モデルもありますよ。共振なく針先の振動を伝えるために、さまざまな工夫がされているのです。


■昇圧トランスとヘッドアンプの役割

先ほどMC型は低出力だといいました。それをカバーするのが「昇圧トランス」や「ヘッドアンプ」です。


MCカートリッジ専用なので「MCトランス」とか「MCヘッドアンプ」とも呼ばれます。このふたつの違いは、1/10の電圧アップを、どんな素子や方法で行うかです。

主流はトランス(変圧器)の巻き線比を利用する昇圧トランス(1対10なら10倍にアップできる)で、仕組みがシンプルなだけに、コアや巻線の素材のよしあしがダイレクトに音に現れます。LとRふたつのトランスが剥き出しになったもの、カバーをかぶっものなどデザインもいろいろ。

ヘッドアンプは、文字通りトランジスタなの増幅素子を用いて電子的に入力信号をアップします。そのために必ず電源部を持ち電源ケーブルが付いているので、ひと目でトランスとの違いがわかりますね。

サウンドは昇圧トランスがぐっと力強く、ヘッドアンプはワイドレンジでフラットな傾向とよく言われますが、実は長所・短所がまた対照的なのです。

昇圧トランスは電源部を持たないためにノイズに強く、安定度も優秀。ただし帯域はややカマボコ型となります。かたやヘッドアンプの方はレンジがのばせるけれども、電源まわりのノイズ対策が難しくなります。ただこういった点はメーカーがほぼクリアしてくれていますから、音の好みで選んで大丈夫でしょう。


■フォノイコライザーの構成と使い方

入門者には、アナログ再生に欠かせないフォノイコライザーと、これらの昇圧アイテムとの関係が少しわかりづらいのではないでしょうか?信号の流れにそって整理してみましょう。

前回学んだように、フォノイコライザーは飽くまでレコードのRIAAカーブを「ロー上げハイ下げ」の補正カーブで元どおりにフラット化するための回路。もし手持ちのカートリッジが出力の高いMM型だったら、その、ままフォノイコライザーに「MM入力」としてインプットできるのです。

ところがひと桁ゲインの低いMC型の場合、そうはいきません。音量が小さ過ぎるので、「フラットな特性をもったまま、ゲインだけ10倍に引き上げる」昇圧アイテムの助けを借りるわけです。

実際の製品は、プリメインアンプの中にフォノイコや昇圧アイテムまで収めた一体型や、フォノなしのプリメイン(ラインアンプ)と組むために、単体のフォノイコも用意されていますよ。さらにフォノイコも、製品によってMM入力だけのものや、昇圧トランスを内蔵したMC対応のモデルがあり、前者なら別途単体の昇圧トランス(またはヘッドアンプ)が必要。というように組合せはいくつかのタイプに分かれます。

図は最近多いフォノなしプリメインで、アナログ(MMとMC)を聴くための例を示しています。一見複雑そうですが、それぞれどれの役目と使い方がわかれば、すっきりと整理できるはずですね。

沢尻エリカが露骨なキャラ変え!ナチュラル路線のいい人キャラに変えた訳は…


沢尻エリカが”ナチュラル路線”にキャラ変えした理由とは。
ナチュラル路線への露骨な“キャラ変え”が話題の女優・沢尻エリカ(27)が、その理由を27日発売の女性誌「an・an」(マガジンハウス)で語っている。

彼女は、表紙と巻頭グラビアに登場。
特集「肌と髪の“スッピン”力」に合わせ、スッピン風メイクに、白いタンクトップ姿とナチュラルな印象だ。

インタビューでは、開口一番「最近、自分の素を出してもいいかなと思えるようになってきて……」と話し、その理由を「映画『ヘルタースケルター』以降、自分の中で何かが“抜けた”」とし、「今は、素の自分を活かしたヘアメイクが好き」「普段は日焼け止めとマスカラだけでメイクは終わり」と、外見にも影響があったことを明かした。

久しぶりの表紙の登場に、ネット上では「一瞬、誰だか分からなかった!」
「かわいい」「昔のエリカちゃんが戻ってきた」
「エリカ様が賢者タイムに突入した!」
という声が上がっているが、ある芸能記者は「このキャラは広告用ということでしょう」と話す。

「この記事に限らず、多くのページが企業とのタイアップ記事で構成されている『an・an』ですが、エリカ様を表紙に起用したのも、おそらく彼女がイメージキャラクターを務めるオーガニックオイルシャンプー『オルジェノア』とのタイアップでしょう」

「インタビューでは、『ヘルタースケルター』以降、毒っ気が抜けたようなことを話していますが、ナチュラルキャラをアピールし始めたのは、ごく最近。
先月、東スポが、知人の結婚披露宴を訪れたエリカ様の写真を掲載しましたが、金髪ロングヘアのウィッグに、胸元のザックリ開いたセクシーなドレスと、ナチュラルとはほど遠い印象。
その時の彼女は、レゲエファッションブランドのデザイナーである恋人と一緒に、ビールやシャンパンをガンガン飲み、新婦以上に目立っていたと報じられました。

“なかなか役が抜けない”ことで有名なエリカ様ですが、今回のキャラが今月放送された『時計屋の娘』(TBS系)を引きずっているものだとしたら、今後、またキャラが変わる可能性もあります」(同)

スポンサーや演じる役によって、性格や外見まで変えてしまう沢尻。
この“いい人キャラ”は、いつまで続くのだろうか?
---(日刊サイゾー)

「別に」の”エリカ様”キャラも多分に誇張されたキャラなんでしょうが、あんまり、毒気のない”いい人キャラ”もちょっと白けてしまいますね。

薬物疑惑でエイベックスの松浦勝人社長に「愛人になるか、脱ぐか」と迫られて映画「ヘルタースケルター」で脱いだって人が普通のいい人なわけがありませんからねえ。

ところで、沢尻エリカと高城剛の離婚問題はもう話題にも上がりませんが、どうなったんでしょう。
こちらも”いい人キャラ”で封印なんでしょうか。

(参考記事 日刊サイゾー)
ライフメディアへ登録      

格安オーディオは、オーディオ専門店でんき堂スクェア