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2015年12月30日水曜日

PC-Triple C UL1015 AWG18

UL規格電線
PC-Triple CにUL1015 AWG18(0.75sq相当)が登場♪
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定格電圧:600V
定格温度:105℃
高音質導体・ハイスペック電線なので、アンプの電源の配線材や、ギターエフェクトの自作、音声用ケーブル(スピーカーケーブル)としても活躍します。

販売店
東京ラジオデパート2階桜屋電気店
㈱千石電商本店地下1階


 

2015年12月3日木曜日

コーヒーメーカーの選び方

コーヒーメーカーの選び方(1)コーヒーを抽出するための5つの方法

お気に入りのオーディオシステムで好きな曲を楽しみながら、ゆったりとコーヒーを味わう……いい音楽と美味しいコーヒーの組み合わせは、リラックスタイムを一層豊かにしてくれるベストコンビだ。

みなさんが親しんでいる「オーディオ・ビジュアル」と「コーヒー」には、大きな共通点がある。それは「追求する楽しみ」があることだ。オーディオのサウンドもコーヒーの味も、複雑な要素が絡み合ってできあがるもの。どんな音が聴きたいのかで選ぶ機材が変わるように、コーヒーも豆の種類、焙煎具合、挽き方、淹れ方などなど、自分なりに追求し、好みの味を探し求める楽しみがある。

でも、美味しいコーヒーは飲みたいけれど毎回ハンドドリップはできない…という方もいらっしゃることだろう。ご心配なく。今は、非常に優れたコーヒーメーカーが各社から登場してきているのだ。

そこで、数回にわたってコーヒー、そしてコーヒーメーカーに関する基礎知識をまとめてみたいと思う。奥深いコーヒーの世界に足を踏み入れる第一歩になれば幸いだ。


■あなたの飲みたいのはどんなコーヒー?
人類は長い時間と膨大な金と人手をかけ、いつでもどこでも美味いコーヒー、すなわち自分の好きなコーヒーが飲めるように工夫を重ねてきた。アメリカン・コーヒー、ブレンド・コーヒー、各種ストレート・コーヒー(以上3つはレギュラー・コーヒーと呼ばれる)、カフェ・オ・レ、カフェ・ラテ、エスプレッソ、カプチーノ、アイスコーヒーなど、その種類は多岐にわたる。

豆(種類/産地/加工法/焙煎/ブレンド)、挽き方、水、抽出法、添加物(砂糖/シロップ/ミルク類)を変更することにより、様々な味を作り出すことができるのがコーヒーの面白みだ。

そのなかで、コーヒーメーカーを選ぶのに重要なポイントは「どんな香り/味のコーヒーが飲みたいか」だ。そしてこれは「豆」「挽き方」「抽出法」を決めることでもある。


■重要なのは「豆」「挽き方」「抽出法」を決めること

コーヒーメーカーは、その抽出方法によって「ドリップ式」「エスプレッソ式(加圧型)」に大別される。
「ドリップ式」は、コーヒー粉にお湯を注ぎ、浸透させ、自重によりコーヒー液を抽出する方法。ここで抽出するときに使うフィルターも紙や布、金属など様々な選択肢があるが、それは一旦置いておく。
「エスプレッソ式(加圧型)」は、細かく挽いたコーヒー粉に圧力をかけて短時間で一気に抽出する方法だ。ドリップコーヒーよりも同じ量の湯に溶け出す成分の量が多くなるので、味わいが濃厚になるのが特徴だ。

コーヒーメーカーの選び方はこれだけでは決められない。キモになるのが、「豆」と「挽き方」を組み合わせた「抽出源」をどう選ぶかだ。抽出源の選び方は、主に次の5つである。

1.コーヒー豆を購入、使用する

購入は店員さんと相談しながら選べる専門店がオススメ。豆の種類や焙煎レベルを考慮してレコメンドしてくれるはず。試飲させてくれるところなら、更に好みの味を見つけやすいだろう。購入した豆は自分で挽く必要があるので、別途ミル(グラインダーとも言う)を用意する必要があるが、自分で色々な工夫ができるので楽しい。


2.コーヒー粉を購入、使用する

既に挽いてある豆を購入して使用する。荒挽き/中挽き/細挽きなど挽き方によって大きく味が異なるので、こちらも相談できる店員さんがいる専門店で購入して欲しい。

難点は、挽いた豆は劣化(酸化)が早いこと。一般的な目安として、室温で豆の状態では2週間、挽いたら1週間と言われている(これ以上を目安と書いている文献もあるが、梅雨などの多湿時期はこれが限度)。また周りの匂いも吸収しやすいため、保管環境にも注意が必要だ。


3.カフェポッドを使用する

カフェポッドとは、主に1杯分のコーヒー粉を最適な挽き具合でフィルターペーパーに詰めたもの。対応したコーヒーメーカーでしか淹れられないが、個別包装のため保存が簡単で扱いやすく、無駄が少ないなどのメリットがある。

これは世界共通規格で、60mmがドリップ用、44mmがエスプレッソ用。主にカフェで取り扱われているが、最近ヨドバシカメラのような家電量販店でも扱われはじめた。


4.コーヒーカプセルを使用する

最も有名なのはネスプレッソ社の「ネスプレッソ用」、ネスレ社の「ドルチェ グスト用」の2種類。ネスレ以外に、UCC(ドリップポッド)、スターバックスなども参入している。デパート、家電量販、スーパー、コンビニなどで販売されている。

カプセルはカフェポッドより保存性が高く、扱いも楽だ。短所としては、メーカーを越えたカプセル互換性がないこと。価格が割高なこと。また、用意されたカプセル以外の香りや味を得ることができないことが挙げられる。なおこの分野は商標の関係もありメーカーごとにいろいろな呼び方をしているが、売り場で最もよく使われる「カプセル」という呼称を使っている。


5.レギュラーソリュブルコーヒーを使用する

レギュラーソリュブルコーヒーを抽出源とするコーヒーメーカーもある。ネスレ社のコーヒーメーカー「バリスタ」がそれだ。

レギュラーソリュブルコーヒーは、「挽き豆包み製法」を用いたネスレの製品に用いられる呼称だ。砕いた微粉末のコーヒー豆と抽出液から作られるため、ネスレ社はインスタント・コーヒーとは別物という立場を取っている。ちなみに「ソリュブル(soluble)」とは英語で「溶ける」という意味。

◇ ◇ ◇


以上の話をまとめたのが下表だ。

コーヒーメーカーが多種多様で分かり難いのは、2つの抽出法(ドリップ/エスプレッソ)と5つの抽出源、2つのコーヒー種(レギュラー/エスプレッソ)の組み合わせがあるからだろう。抽出法とコーヒー種は組合わされ、「ドリップで淹れたレギュラー・コーヒー」「一部加圧を利用したレギュラー・コーヒー」「加圧を利用したエスプレッソ」の3つに大別できる。

次回は各カテゴリーのコーヒー・メーカーの代表例を示しながら、どの様なライフスタイルに合うのかを考えて行きたい。 img_20140622-163418.jpg

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