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2013年3月10日日曜日

ジョン王

《筑摩書房》シェイクスピア 北川梯二ほか訳シェイクスピア全集4 史劇1 ジョン王ほか 【中...

『ジョン王』(ジョンおう、King John)はウィリアム・シェイクスピアの歴史劇である。正式な題名は『ジョン王の生と死』(The Life and Death of King John)という。英国史上最も悪評の高い王であるイングランド王ジョン(在位1199年 – 1216年)を主人公としている。 シェイクスピアの『ジョン王』は、それ以前の1589年頃に書かれた『ジョン王の乱世』という劇と密接な関係を持っている。シェイクスピアが『ジョン王の乱世』を材源かつ雛形としたことは、現代の研究者たちの間でコンセンサスが得られている[1]。しかし、逆にシェイクスピアの作品が先だったという意見もある。 1590年代中頃に、シェイクスピアが初期のヴァージョンを改訂したと信じる評論家もいる。他にも、『ジョン王の乱世』がシェイクスピアの作品であるという説、あるいは「悪い四折版(Bad quarto)」だとする説、初期の上演に関わった1人ないしはそれ以上の役者たちが記憶から復元したもの(Memorial reconstruction)だとする説もある。 ラファエル・ホリンシェッド(Raphael Holinshed)の『年代記』、ジョン・フォックス(John Foxe)の『殉教者列伝(Foxe's Book of Martyrs)』、マシュー・ペリーの『Historia Maior』も材源になった可能性がある。 あらすじ 正統な王位継承者であるアーサーに代わってイングランド王になったジョンに対し、アーサーの母コンスタンスはフランス王に援助を求め、戦争になろうとする。しかし、ジョン王とフランスのフィリップ王はお互いの利益から和解し、アーサーはイングランドに連れて行かれることになり、コンスタンスは半狂乱になる。 しかし、カンタベリー大司教任命に伴う諍いで、ジョン王はローマ教皇から破門され、フランスは平和協定を破って、イングランドを攻撃する。 ジョン王は年若いアーサーの目を潰そうと腹心のヒューバートを幽閉先に遣わせる。しかし、アーサーの懇願で、ヒューバートはアーサーを死んだことにして助ける。 国内の貴族たちはジョン王がアーサーを殺したと聞き、フランス側につこうとする。ジョン王は手を下したヒューバートを激しくなじるが、ヒューバートから真相を聞かされほっとする。しかし、アーサーは自ら命を絶ってしまう。 追い詰められたジョン王はやむなく教皇に屈服し、その直後、病死する。

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