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2012年7月22日日曜日

千葉県香取市の御神木

香取神宮(かとりじんぐう)は、千葉県香取市香取にある神社である荘厳な雰囲気漂う神社です。
この「千葉県香取市」の香取神宮は日本全国に約400社ある香取神社の総本社なんです。

神職首座は大宮司、大禰宜と言われ、経津主の兄(子とも伝えられる)の天苗加命(あめのなえます)の
子孫が香取連を名乗り首座となったが、後世大中臣氏(藤原氏)が養子に入り相互に重職を世襲しました。

正月三が日にはなんと50万人以上が参拝するそうです。

パワースポットとしては昔々、この地域は地震がとても多く、住民が困っていたところ
その地震の元は地下深くに住む大ナマズの仕業ではないかとなり
そのナマズの頭を石で押さえつけて地震をおさめた。

その「石」が「要石」と言われ、この要石のある場所が
神聖なパワースポットとして注目されています。

所在地
〒287-0017
千葉県香取市香取1697


荘厳な境内の前に、
樹齢千年を越えると言われる御神木があります。
この御神木も長い歴史の中でずっと
私達を見守ってきてくれたんでしょうね。

大きな大きな力強い立派な御神木です。



茨城県つくば市の御神木

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名称 筑波山神社の大杉
    (つくばさんじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 37m(注1)
目通り幹囲 9.8m(注1)
推定樹齢 約700年(注1)
所在地の地名 茨城県つくば市筑波
 〃 3次メッシュコード 5440-20-58
 〃 緯度・経度 北緯36度12分47秒
           東経140度06分06秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2008年5月17日

筑波山神社の御神体は山そのもの、祭神は筑波男大神(=伊弉諾尊、男体山871mに祀っている)と、筑波女大神(=伊弉冊尊、女体山877mに祀っている)。両尊は、国産みの神として、よく知られている。
 筑波山は、関東平野に聳える双耳峰である。広大な水平線に忽然と現れた垂直志向に、古代人は神の徴しを見たのだろうと思う。ずいぶん昔より畏敬の対象であったことが想像される。
 境内が広く、山上には社地が370ヘクタールもある。訪れる人も多く、ケーブルカーやロープウェイで登山することも出来る。
 が、この大杉に会うには、登山の必要はない。麓の境内、随神門の脇の広場に立っている。
 根張りの立派な大杉である。幹の太さも十分。堂々たる貫禄を示している。ただし、頂部の緑は少なくなってきたが。
 訪れたのは土曜日。広場では、筑波山ガマ口上保存会のメンバーが、「蝦蟇の油」売りの口上を披露していた。数人が交代で、それぞれの個性やアドリブを交えながら演じているようだ。
 口上は結構長い。20分以上も聞き惚れてしまっただろうか。
 私たち夫婦のほかにも、観光客が十数人。拍手あり、笑いあり。楽しい時を過ごすことが出来た。
 そして、そのあとは散り散りばらばら。大杉に興味を示した人は、誰もいなかった。 




栃木県栃木市の御神木

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名称 太平山神社の御神木
    (おおひらさんじんじゃのごしんぼく)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 1000年(注2)
所在地の地名 栃木県栃木市平井町
 〃 3次メッシュコード 5439-45-35
 〃 緯度・経度 北緯36度21分43秒
           東経139度41分44秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2008年11月15日

太平山頂(340m)は、隣接する大平町との境界線上。そこから市境に沿って南東に延びる尾根の直下、栃木市側斜面に太平山神社が鎮座している。
 天長年間(824~34)に円仁が開いたと伝える古くからの霊地で、かつては旧暦7月末日の夜に、太平山を含む連山に登山し、お籠もりをして8月1日を迎える「八朔」の奇習があったという(平凡社「栃木県の地名」より)。
 今は神社まで自動車道も延びているが、標高差約200mに及ぶ長い石段参道を歩く人も多い。
 御神木の大杉は、市指定文化財の随神門(旧仁王門)の少し下。石段のすぐ脇。
 山内第一の大杉である。



新潟県妙高市の御神木

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名称 関山神社の御神木
   (せきやまじんじゃのごしんぼく)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 スギ
樹高 22m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 新潟県妙高市関山(注2)
 〃 3次メッシュコード 5538-31-17
 〃 緯度・経度 北緯36度56分01秒
           東経138度12分49秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2002年10月26日

関山神社は妙高三山の麓にあり、また信濃国境にも近いため、山岳信仰の拠点としても、戦略的な拠点としても古くから重んじられた。戦さにも巻き込まれ、何度も焼失の憂き目を見たが、江戸時代初期には別当宝蔵院は朱印地100石を有し、妙高五山の山林竹木支配、諸役免除の特権を得たという。しかし、明治の廃仏毀釈で宝蔵院は廃され、往時の勢いは失われた。
 御神木のスギは参道の石段を上りきったところ、社殿に向かって右手に立っている。
 頂部の枝には緑がなく、葉を付けた横枝もわずかである。外からは見えないが、主幹の中央部は朽ちてしまっているのではなかろうか。
 境内は水が豊富で、夏でも冷たい清水が流れている。積雪こそ多いが、生育環境としては悪くないと思うのだが。



福島県福島市の御神木

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名称 春日神社の大杉 (かすがじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 24m(注2)
目通り幹囲 6.7m(注2)
推定樹齢 450年前後(注3)
所在地の地名 福島県福島市渡利字舘
 〃 3次メッシュコード 5640-43-89
 〃 緯度・経度 北緯37度44分39秒
           東経140度29分13秒
福島市指定天然記念物(1962年10月5日指定)
撮影年月日 2005年9月23日

阿武隈川右岸、花見山公園の北西1kmほどの位置に、春日神社が鎮座している。(近くには「花見山入口」バス停)
 参道を上ってゆくと、向かって右手から、大杉が迎えてくれる。
 福島県総合緑化センター編「緑の文化財」によれば、明治期に刊行された「信達二郡村誌」に、「渡利村社春日神社々地に大杉樹一株有り、囲一丈八尺(5.4m)亭々として千霄の勢をなす」と記されているらしい。
 その後、約100年を経て、幹周りは6.7m。直径に換算すると約40cm太ったことになる。なれば、年輪間隔は約2ミリ。着実に成長してきたようだ。
 樹勢は悪くなさそうなので、さらに大きくなりそうな気配である。



宮城県仙台市の御神木

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名称 鷲倉神社の姥杉 (わしのくらじんじゃのうばすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 36m(注2)
目通り幹囲 8.2m(注2)
推定樹齢 400年以上(注2)
所在地の地名 宮城県仙台市泉区福岡字天神(小山)
 〃 3次メッシュコード 5740-46-42
 〃 緯度・経度 北緯38度22分16秒
           東経140度46分47秒
宮城県指定天然記念物(1998年1月16日指定)
撮影年月日 2008年8月26日

泉区の最北部、泉ヶ岳スキー場に向かう県道223号(泉ヶ岳公園線)の東に屏風岳(291m)があり、その山頂近くに鷲倉神社が鎮座している。
 屏風岳は、名前から想像するように、険しい山容を持つ山だったと思われる。山岳地帯の前衛地域で、離れ山のようだったことも信仰対象とされた理由の一つではなかったのだろうか。
 かつては北西側から登っていたようだ。鎖につかまって登る険しい道だったようで、当時の登山口に当たる集落の名も「鎖」である。その後、神社は少し東側に遷座し、登拝ルートも東の小山集落からに変わった。
 その屏風岳が、砕石の採取で、ずいぶん姿を変えた。いずれ西半分が消滅することになるのかも知れない。
 幸い、神社も大杉も無くなってしまうことはなさそうだ。
 今は、神社まで自動車で行くことも出来る。砂利道ではあるが、100mほどの標高差を歩かなくて済むので、足腰が弱りかかっている者には嬉しい。
 大杉は境内の真ん中に、凛とした姿で立っていた。
 慶長9年(1604)藩祖伊達政宗が社殿を造営した記録が残っているという。
 大杉が生を受けたのは、それより遅くはないように思われる。



山形県山形市の御神木

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名称 熊野神社のケヤキ (くまのじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 ケヤキ
樹高 24m(注1)
目通り幹囲 5.7m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 山形県山形市六日町
 〃 3次メッシュコード 5740-32-07
 〃 緯度・経度 北緯38度15分33秒
           東経140度20分33秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2004年8月5日

案内板によれば、熊野神社は、延文3年(=正平13年、1358)の創立。初代山形城主斯波兼頼が熊野大権現を勧請し、城内に祀ったのが始まり。城主が最上氏に変わってから、城の鬼門に当たる現在地に移されたが、その後も歴代城主は厚く保護した。慶安元年(1648)には、徳川家光から150石の朱印を与えられている。
 まっすぐ延びる参道の400mほど先には、旧県庁舎、地方裁判所、山形市役所が一直線に並んでいる。このことだけを取り上げても、相当に重きを置かれていた神社だと想像される。
 大ケヤキは境内の東端、一回り小振りのケヤキと2本並んで立っている。
 特別扱いはされていないようだが、周囲をロープで囲ってある。根際を歩かないように、との配慮だろうか。
 ともあれ、目下、樹勢は心配なさそうである。