店長のお勧めイヤホン♪
カナル型イヤホン、インナーイヤーヘッドホンの特徴と音質傾向を簡単にまとめました。無数のイヤホンが近年多く販売されています。代表的な製品を取り上げてみました。
【ZERO AUDIO】
ZH-BX500
超解像度の透明感【新製品】ZERO AUDIO ZH-BX500-BK(ブラック)
ミニマムデザインに詰め込まれた最高級のサウンド
筐体はコンパクトで耳への収まりがとても良く、装着感は良好。装着時にイヤホンが存在感を主張しすぎないのは、ファッション的にもポイントになるだろう。耳元から少しのぞく筐体は、アルミニウムの質感を活かした仕上げ。
またケーブルには音質に優れる無酸素銅という素材を採用。音質重視のケーブルというと硬く太いものも多いが、本機のケーブルはしなやかで、取り回しにも優れる。
音質
音を聴いてみると、実にナチュラルな音調と、しかし聴き込めばわかる解像度の高さが両立している。特に高域側の描写は細かく、シンバルの一打ごとの強弱や打つ位置による音色の変化などにも耳を向けさせてくれる。声の表現もしなやかで細やか。語尾で息をすぅっと抜いていく様子などまで、逃さず拾い届けてくれる。ベースは柔らかで聴き疲れない音色。コンパクトな筐体に反して、量感も十分に確保している。
ミニマムなデザインに詰め込まれた最高級の音には強いインパクトがある。
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ZH-BX300
クリアーな臨場感【新製品】ZERO AUDIO ZH-BX300-AC(アクティブクローム)
上位機の高音質をそのままにコンパクト化を実現
本機はバランスド・アーマチュアドライバーを搭載したコンパクトタイプ。印象的だったのはフィット感の良さだ。アルミボディの重心バランスが取れていることもあり、耳穴にしっかりと収まる。
音質
サウンドは広がりや解像度よりも、密度や厚さを重視しているようだ。アコースティックロックでは、ウォーミーなボーカルが引き立つ。ギターのトーンもマイルドで、新鋭ブランドながら、よく練られて誕生した製品であることを伺わせる。
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【PIONEER】
SE-CL40
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ハイブリッド2層振動板を採用した新開発ユニット搭載のカナル型イヤホン
無理せず手頃に高音質を得たいDAPユーザーに試してみてほしい製品!
新開発のダイナミック型ユニットを軸としたインナーイヤー型(カナル型)ヘッドホン。
特徴
その新開発ユニットは振動板素材が特徴だ。特殊制振ポリマーとエンジニアリングプラスチックの二層構造を採用。不要共振の発生を抑え、音の歪みを低減し、低域の量感と中高域のクリアさを両立する。またユニットは、ユニットから出る音を耳の中に直接届けられる角度でマウントされている。これも音質向上のための工夫だ。それに伴いノズルも耳の穴に合わせた角度になっており、装着感も向上している。
装着感の面では他に、耳のくぼみの部分に合わせた「セルフフィットホルダー」もポイント。装着の安定度を増す。装着感と遮音性・音漏れ低減に大きく影響するイヤーチップは、新形状の採用で性能を高めたものが4サイズ付属する。
ここまでは同時発表の下位モデルと共通だが、加えて本機はハイブリッドアルミハウジングを採用。アルミと樹脂という異素材を組み合わせてハウジングを構成することで、共振を低減。不要な響きやピークを排除している。
コードの長さは約1.2m。DAP本体をカバンなどに入れても余裕を残す設定だ。プラグはストレート型。
音質
サラ・ヴォーンのライブでは、冒頭の拍手の弾け方、イントロのピアノの音色の艶と透明感からして、下位機種との差を聴かせる。音場の見通しの良さもぐっと向上している。主役の歌声もクリアさを増し、浸透力とでも言えばよいのだろうか、とにかく伝えてくる力が強くなっている。アップテンポの曲でも、渾然一体とした迫力は残しつつも、例えばドラムスの手数の多さなどはより明瞭に気持ちよく感じられる。
八城邦義トリオでは、シンバルの音色の澄み具合などから高域の余裕を感じられる。スネアのパシッというキレも心地よい。低音の単純な量感は下位機種から特には増していないと感じるが、フロアタムなどの抜けは明らかに良い。低域は量より質を高めている。
実売5000円程度でこの音なら説得力は高い。無理せず手頃に高音質を得たいDAPユーザーに試してみてほしい製品。
【SPEC】
●型式:密閉型ダイナミック ●出力音圧レベル:105dB ●接続コード:OFCリッツ線1.2m ●最大入力:100mW(JEITA) ●プラグ:φ3.5ステレオミニプラグ(金メッキ) ●使用ユニット:φ10.5 mm ●再生周波数帯域:5 Hz~24,000 Hz ●インピーダンス:16Ω ●質量:6 g(コード含まず) ●付属品:イヤホンチップ(XS,S,M,L各2個)コードクリップ
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SE-CL35
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新開発されたダイナミック型ユニットを搭載する、手頃な価格のインナーイヤー型(カナル型)ヘッドホン。同時に発表された上位モデルとはハウジングの素材以外はほぼ共通で、コストパフォーマンスの高いモデルと言える。
音質1
音質の要である新開発ユニット、その特に要点となっているのは振動板素材だ。特殊制振ポリマーとエンジニアリングプラスチックによる二層構造とすることで、不要な共振の発生を抑えている。その結果として音の歪みが低減され、クリアでキレのある中高域を実現した。
特徴
またそのユニットは、ユニットから放出される音を、反射などを極力避けて耳の中にダイレクトに届けられるように、適切な角度でマウントされている。それに合わせてノズルにも角度が付けられ、これは装着感の面にも貢献している。
装着感に関わるところでは、耳のくぼみの部分に合わせた形の「セルフフィットホルダー」の存在もポイントだ。エラストマー素材のこれは装着の安定度を増すのが狙い。また副産物的に、イヤホンの左右の区別もつけやすくなっている。
イヤーチップは、新形状の採用で性能を高めたものが4サイズ付属する。コードの長さは約1.2mで、DAP本体をカバンなどに入れても余裕を残す。余った場合は付属のコードクリップで処理すればよいだろう。プラグはストレート型。
音質2
サラ・ヴォーンのライブ盤は音の分離をあまり強調せず、全体をなじませた描写。結果的に主役である歌声の存在感が際立つ。ロングトーンに深いビブラートをかける場面では、その引き込む力を十分に伝え、中~高域の表現力は十分に感じられる。アップテンポの曲ではドラムスのざっくりした荒っぽい感触が印象的だが、録音自体が古く元々そのような音なのであり、ここは的確。
現代録音である八城邦義トリオの作品でも、ドラムスには似た感触が少し残るのだが、嫌な感触ではない。バシッとアタックに濁点が付く感じで、迫力が増す。ベースやタムの太さも十分。太いが緩くない、適当な低音だ。
カナル型のエントリークラスとして完成度の高い、安心しておすすめできる製品だ。
【SPEC】
●型式:密閉型ダイナミック ●出力音圧レベル:105dB ●接続コード:OFCリッツ線1.2m ●最大入力:100mW(JEITA) ●プラグ:φ3.5ステレオミニプラグ(金メッキ) ●使用ユニット:φ10.5 mm ●再生周波数帯域:10Hz~24,000 Hz ●インピーダンス:16Ω ●質量:5g(コード含まず) ●付属品:イヤホンチップ(XS,S,M,L各2個)コードクリップ
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【BOSE】
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イヤーピースの隙間から漏れ、薄くなっていた高域が、グッと音の輪郭が太くなり、ヴォーカルが自分に近づいてきたような明瞭度の向上が体験できる。音量をあまり上げなくても音楽のバランスが良い。また、密閉度が上がった事で低音もパワーアップ。1分過ぎから入るアコースティックベースの量感がより豊かに、力強くなった。
Kenny Barron Trio、「The Moment」から「Fragile」を再生。ルーファスリードのアコースティックベースを聴き比べると、新モデルは「ズシーン」と沈んだ低音が頭の中心へと響いてくる。中低域は極めて豊富で、音楽全体を覆い隠す勢いだが、その中にあるピアノの響きは自然で、楽器のキャラクターはしっかりと描き分けている。ある程度のボリュームで再生するとバランスが良くなるが、小音量時は中低域のほうが勝る印象だ。
旧モデルで同曲を再生すると、音場の濃密が薄くなり、スタジオにすきま風が入ってきたようなイメージ。ベースの迫力も減退する。ピアノの抜けもいまひとつで、高域の頭が抑えられたように感じる。
細部を比べると上記のような違いがあるが、全体的なキャラクターは前モデルと良く似ている。楽器の音をストレートに描写するのではなく、豊かな音場の広がりを重視するタイプ。ヘッドフォンの音作りに似ている。そのため、演奏されている空間の音も収録されているような、アコースティック・ライヴなどの楽曲と良くマッチする。
中低域の主張が大きいため、欲を言うと解像感がもうすこし欲しい。しかし、クリアネスや高解像度をアピールするイヤフォンが多い現在の市場において、こうした"ゆったりと聴かせるタイプ"には独自の個性がある。音楽を分析的に楽しむというよりも、散歩や読書など、何かをしながらまったりと聴きたくなるサウンドだ。
また、ヴォリュームを上げるとキツく感じる、ロックやポップスの打ち込み系の楽曲ともマッチする。素のまま描写すると音がキツくなる女性ヴォーカルのサ行やシンバルなどを適度に聴きやすく丸め、心地よい中低域をドラマチックに再生するためだ。「坂本真綾/トライアングラー」を、かなりのボリュームで再生しても高域がキツく感じ無い。楽器の分離や情報量はいまひとつだが、このイヤフォンでしか楽しめない音が出ている。「放課後ティータイム/Utauyo!!MIRACLE」の冒頭ベースの中域の張り出しは豊かで、ギターの刺激音も適度に緩和される。
------------------------------------------------------------------------アーマチュアは1つのユニットで担当できる帯域が狭いため、ワイドレンジな再生を行なうためにはマルチウェイ化が必要となる。しかし、マルチウェイ化することでネットワークが介在するなどの弊害が生まれるため、あえてシングルユニットを使い、耳への挿入度合いなどを工夫する事で、不足しがちな低域を補い、聴覚上のレンジの拡大を図るモデルも存在する。
「SE315」もシングルユニットながら、ハウジングの形状や機構による遮音性の高さで低音を稼ぐ音作りをしている。「藤田恵美/Best of My Love」では、歌い出しの口の開き方や、小さな吐息の描写など、細かい音が非常に良く聞き取れる。解像度の高さはバランスドアーマチュアならではで、高域の抜けも良く、清涼感のあるサウンドだ。
SEシリーズ最上位の「SE535」と比べると、どうしても絶対的な低音は不足しており、アコースティックベースの「ヴォーン」という量感や低域の沈み込みは薄い。しかし、上位機種ゆずりの遮音性の高さで、ある程度の低域は確保されている。そのため、シングルユニットにアーマチュアにありがちな、スカスカ、カンカンした"軽い音"にはなっていない。このあたりは音作りの上手さが光る。
また、量感が薄い事で、ケニーバロンのアコースティックベースも、弦が震える様がよくわかる。分解能やクリアさなど、バランスドアーマチュアの"利点"がわかりやすいサウンドであるため、ダイナミック型イヤフォンからの買い替えにも良いだろう。さらに低域が欲しい場合は上位モデルを検討する流れになり、エントリーモデルらしい音作りだ。
「坂本真綾/トライアングラー」や「放課後ティータイム/Utauyo!!MIRACLE」を再生すると、ボーズ「IE2」の音からベールを2枚ほど剥いだような、高解像度な音が飛び出してくる。明瞭さの面ではSE315が優れているが、低音の豊富さや、押し寄せてくるようなバンドサウンドの"熱気"は、IE2の方がドラマチックに聴かせる。見事に正反対なキャラクターの2モデルだ。
最後に、低音の描写力比較として、JAZZのビル・エヴァンストリオ「Waltz for Debby」(Take 2)を再生。この楽曲は'60年代に、ライヴハウス「ヴィレッジ・ヴァンガード」で収録されたものだが、6分半過ぎにかすかに地下鉄が通過する音が収録されており、それが聴こえるか否かで低域再生能力が判断できる。
IE2では残念ながらほとんど聴きとれず、時計の秒針を見ながら「ここで聴こえるはずだ」と待ち構えて、ほんのかすかにわかる程度。再生はされているが、他の音に埋れている印象だ。SE315では、"電車が通った事"はわかるが、「ゴオォォ」という電車の音から低音を抜いた「コォーッ」という音に近い。結果として2機種の違いがよくわかる比較となった。
------------------------------------------------------------------------■Victor
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デュアルハイブリッド構造の採用によりサウンドがレベルアップ!
新設計ウッドドームユニットを搭載したハイクラスモデル♪
ヘルゲ・リエン・トリオ冒頭のドラムスのソロではタムやバスドラムの響きが、驚くほど太く深く豊か。しかもその響きはぼんやりとしたものではなく、クリア。一方でクリアなのだが、過度に先鋭的とは感じさせない、自然さがある。そして、それに続いて入ってくるウッドベースときたら、楽器の大柄さとその木材の感触を伝えてくる、素晴らしい感触だ。ゴリゴリのアタック感は押し出してこないが、“ブォン”と唸る胴の響きの迫真さにはもう、感嘆するしかない。
ピアノやシンバルは、硬質さ鋭さは弱まるが、音色の芯の粘りや表面の艶やかさを高め、にんまりとさせてくれる。俯瞰すると、音場全体を包み込む空気感の存在に気がつく。そういえば音場の濃さ、一体感も抜群だ。
矢野顕子の「すばらしい日々」は、さらに見事だ。楽器の再現力は冷静に見ても、僕の好みを加味しても、完璧に近い。特にアコギはエッジ感を軽く出しつつ優しく弾け、演奏者の素晴らしいピッキングを想像させる。歌声は、安っぽい言葉を使ってしまうが“完璧”だ。声質や歌い回しの柔らかさと、凛とした強さも感じさせる。他にも聴いてみたが、女性ボーカルの描写はいずれもついつい完璧と言ってしまう高みに達している。
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また、スタイリッシュな外観からは想像できないほど、あまたの音響技術が結集されており、細部まで実に配慮が行き届いている。まず、小型・高性能のドライバーユニット「マイクロHDユニット」搭載により、ハイスピードで解像度の高いサウンド再生を実現し、振動板にはカーボン素材を新たに採用することで、ダイナミックな低域再生を実現するという進化もとげている。
音質
HA-FXC71はピシッと決まった音調。帯域バランスはよりフラットに、音色の響きはよりソリッドにという印象だ。ウッドベースは引き締めるだけではなく、アコースティックな抜け、空気感も活かしてくれる。ドラムスも同様に太さと抜けを兼ね備える好描写だ。
その点を踏まえながら試聴してみたところ、サウンドの傾向も確かに異なっている。HA-FXC51は十分な解像感を備えつつも、中低域の太さと力強さが持ち味。シンバルは意外にしなやかな音色だ。
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■AUDIO TECHNICA
オーデイオテクニカ ATH-CK90PRO カナル型
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音の概要:「超解像度を誇るモニターサウンド」というキャッチコピーのとおり、ワイドレンジさと解像度感の高さは逸品。ダイナミックレンジも幅広いうえに表現がきめ細かく、演奏の隅々まで見渡せる。不得意なジャンルは一切ないが、ピッタリはまるのはフルオーケストラ系。低音が強調されていないので、電車内などではわずかに物足りなさを感じる人がいるかもしれないが、個人的にはあまり気にならない。モニター系のヘッドフォンを愛用している人にもピッタリの製品だ。
音質評価 | |
解像度 | (粗い----○きめ細かい) |
帯域幅 | (ナロー---○-ワイド) |
帯域バランス | (低域重視----○フラット) |
●ATH-CKS90
タイトで締まりの良い低音を聴かせる“SOLID BASS”のフラグシップモデル!
“SOLID BASS”の低音は野放図に膨らまずタイトだ。音全体の締まりの良さはシリーズ内で一貫している。本機ではその長所にますます磨きがかかり、パフォーマンスの優秀さを見せつけた。低音不足に陥るのがイヤホンの宿命だが、本機が鳴らす低音は大型のオーバーヘッド型ヘッドホンの量感に近く、低域から高域までバランスが取れている。低音重視と言いつつ、イヤホンの進化という観点から見れば本機の路線こそが本筋であり、正統派の音作りだと感じた。この音色に慣れてしまうと、大多数のイヤホンでは明らかに低域が不足しているのが判るはずだ。オーケストラ、ビッグバンドからレッド・ツェッペリンまで実に楽しく聴ける。チャンバーを増やしたことで外形が大きいにもかかわらず装着感も良好だ。 ●ATH-CKM55
クリアな中高域とゴージャスなボディ!
ドライバー平面に真鍮製のスタビライザーを搭載し、クリアな中高域を実現している。音や音場のバランスが整い、クールで迫力あるサウンド。
中高域の明瞭度はそのままに低音を強化!
低域を強化するソリッドベースシステムを搭載。イヤーチップの装着の深さを二段階から選択できる機能も特長だ。テクニカらしい透明感はそのままに低音の太さを獲得。オールマイティーさを増した。
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高域方向の充実と、音のほぐれ方は秀逸!
バランスド・アーマチュアー・ドライバーを3基搭載した、2ウェイ3ドライバー仕様のハイエンドカナル型イヤホン。
ウッドベースの輪郭を実に明瞭に出してくれる。アタックのニュアンスも生き生きとしていて良い。ベースはドント沈み込むとまではいかないが、全体を見たときにバランスは整っている。高域方向の充実はさすがであり、ピアノ右手の輝きは際立つし、コード一つ一つの音のほぐれ方も秀逸だ。
声楽はスッキリとした描写。リップノイズなど細かく拾うのだが、あまりねっとりとした感じにはならない。バスドラムの響きも好感触。ベースは輪郭をきっちり追う感じで、最低音域でも音程感が確かだ。
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■PIONEER
ボーカル音域もさえる均整取れた音!
振動版を2層構造にして中高域のノイズを抑制。切れのよいサウンドが魅力。樹脂とアルミを組み合わせた低共振ハイブリッドハウジングを採用。
とにかく中高域がクリアに再現され、キレのあるサウンドを聴かせてくれる。見た目以上に低音のパンチがあり、サイズと価格を超えたサウンドに驚かされる。
見通し良く端正な音場を支える骨太の低域。
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■PHILIPS
新感覚!?ジェルスリーブで装着感アップ!
耳にフィットするように角度設定されたアコールティックパイプと、筺体を覆い装着感を高めているジェル素材が特長。
小さな音量でも低音がしっかりと聴こえてくる。ベースの音も適度に力強い。また、男性ボーカルの余韻や残響にもわざとらしさが無い。
低~高域までのバランスに優れ、音等は癖が無く穏やか。
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■DENON
デノンの高音質技術が結集した優秀機!
デノンのフラグシップイヤホン。振動板前後の音圧を調整して音のバランスをとるアコースティックオプティマイザーを搭載。太くて抜けの良い低音が印象的だ。
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■MONSTER
重鎮Dr.Dre監修!見た目以上に音も鮮烈!
ヒップホップ界の重鎮Dr.Dre監修のイヤホン。最新デジタルサウンドの忠実再生を目標に開発された。広大でコントラストの強い鮮明な音場は外観以上のインパクト!
音質は低音に重点を置いてチューニングされている。ベースの輪郭を明瞭に描くというサウンドでは無く、ボーカルやそのほかの楽器の低音域全てが一塊になって迫ってくる。
音の広がりが大変優れています。
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■SHURE
抜群の低音と遮音性能を誇る戦略モデル!
独自のダイナミック型ユニットを統制し、重低音に加えて音域のバランスを良くした戦略モデル。低反発イヤーチップの遮音性も特筆もの。
ベースの太さとドライブ感は価格帯を超える。
重低音・奥行き・迫力に優れる。
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■ULTIMATE EARS
豊富な情報量と中高域に適したサウンド!
振動板にチタンを使い、深みのある低音から抜ける高音まで高い解像度を誇る。小型で耳にフィットするデザインの完成度も高い。
小さな音まできめ細かく聴かせるのが特徴で、低音域の改装度が高い。バスドラムは粘ること無くしっかりとリズムを刻んでいるのが分かる。ボーカルは広大な音場を描くわけではないが、すんなりと嫌味なく耳に入ってくる。
しなやかな中高域で女性ボーカルや弦楽器に高い適性を発揮する。
ウォームで迫力のあるサウンドが特徴。
超小型!ワイドレンジで明朗度の高い再生!
小ぶりな筺体にバランスド・アーマチュア型ユニットを左右に各2基づつ搭載し、再生帯域を拡大しているのが特徴。中高域はキリっとした音色。低域は太さとアタックの速さが印象的だ。
プロに支持される迫力あすサウンド!
高域用に1基、低域用に2基のユニットを搭載する。シンバルからベースまでをしなやかに描写する穏やかな音調が持ち味だが、それと同時に全体の厚みと音圧がもたらす迫力は一級品!
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■SENNHEISER
力強さと軽快さを持つ完成度の高いイヤホン!
フライト時に重宝する付属品が付いたトラベルモデル。音はダイナミック型らしさを生かした力強さと軽快さを兼備するのが特徴。開放的で圧迫感の少ない音場はカナル型イヤホンでは貴重だ!
究極のダイナミック型イヤーモニター!
ハイエンドでは少数派のダイナミック型ユニット搭載機。低音の出し方を調整できるバイパスコントロール機構を持つ。
開放型ヘッドホンを想起させる軽やかさと温もりのある音質で、ウォームで広がりがある。
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■WESTONE
冴えわたる軽快な再生音!
聴覚機器の分野で半世紀の歴史を持つ伝統のブランドの製品。豊富なイヤーチップが遮音性と音質のカスタマイズに役立つ。スカンと抜けるような音が印象的で、他に類を見ない軽快さ。
クールで繊細な音を再生してくれます。
プロで慣らした理想的なサウンド!
プロ向けイヤーモニターとして定評のあるES3Xをベースに、一般向けに開発したモデル。アタックもリリースも良好。弾ける音色は重みも持つ。ベースは重圧かつ抜けも速い理想的な描写。
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■ORTOFON
繊細なタッチを描くクラシック向きの再生!
美しい筺体はアルミ削り出し。ケーブルは導体に銀メッキ無酸素銅を採用するなど、老舗オーディオメーカーらしいこだわりに溢れている。小編成のクラシックには特に高い適性を感じられた。
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■SLEEK AUDIO
自分好みに組み立てるDIYイヤホン!
高音用のチップと低音用のポートを選び、好みの音質に調整できるユニークなイヤホン。基本の音質は再生帯域を無理に拡大せず中域中心。カンと硬質な抜け方のドラムスがテンポ感を高める。中高域が優れ繊細でクールな音質。
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■FINAL AUDIO DESIGE
クロム銅削り出し!聴き惚れる余韻を残す!
金属の中で最も美しい振動減衰特性を持つクロム銅を削り出した筺体が圧倒的な存在感を放つ。再生音はソリッドかつ鮮明。ピアノの弦の硬質な響きなどにはひとつの極点を感じる。非常にクールな音質。
■SHURE
もはや死角なし!豊潤な中低域に震撼せよ!
中低域のさらなる充実を図った最高峰モデル。低反発タイプのイヤーチップが付属し、同社製品共通の高い遮音性も健在だ。微細表現の巧みさ、迫りくる迫力をもった濃密な音場は圧巻の一言。
■KOSS
●CC_01
密度ある濃い空間を描く!
ウッドベースは音像が明瞭でアタック感も適当。ベースラインをしっかり聴きとれる。
音域的には深くまでは沈まないが、量感を感じさせる味付けだ。シンバルはすっと上まで伸びきるという感じにはならないが、しかし厚みのある描写で存在感がある。
音域・音場ともに広くは無いのだが、ギュッと密度のある濃い空間を描き出してくれる。屋外で聴く分には、このようなまとめ方の方が聴きやすいのかもしれない。そういったねらいもあってのチューニングということだろう。ドラムスは、バスドラムはビッグ、スネアはタイトという描き分けもしっかりしており、ベースラインの重量感と相まって、独特のドライブ感を再現してくれる。
AKG K370 カナル型
楽天最安値! お買い得商品!! |
音の概要:モニターらしいというべきだろう、中高域にピンとした張りがあり、音楽を贅肉なくストレートに表現してくれる。一聴すると音がラフに感じられるが、よくよく聴き込んでみると音の細かい部分までよく見えてくるので、聴感上の解像度はしっかり確保されている様子。空間表現も文句ない。ロックやジャズなどは、グルーブ感を積極的に引き出してくれるため、音楽を存分に楽しめる。再生ジャンルをほとんど選ばない優等生っぷりもありがたい。
音質評価 | |
解像度 | (粗い--○--きめ細かい) |
帯域幅 | (ナロー---○-ワイド) |
帯域バランス | (低域重視---○-フラット) |
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