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2018年10月21日日曜日

ボーズの“プレミアム” スマートスピーカー「HOME SPEAKER 500」レビュー♪

BOSE
■部屋を包み込むステレオサウンドというボーズならではの音響設計

HOME SPEAKER 500とはどんなスピーカーなのか。外観からチェックしていこう。本体サイズは17cm×20.4cm×11cmと横幅の大きなボトル程度で、酸化皮膜処理を施したアルミ筐体という精悍なデザイン。質量は2.1kgとプレミアムモデルらしい重量感がある。本体前面にカラーのLCDディスプレイを搭載したことも、既存のスマートスピーカーには無いポイントだ。なお、アプリから設定すれば常時時計をデジタル表示することも可能だ。

ボーズのスピーカーを語る上では、HOME SPEAKER 500内部の、作り込まれた音響構造から見ていくべきだろう。HOME SPEAKER 500についてボーズの公式サイトでは、2つのカスタムドライバーを背中合わせに配置して、音の壁反射も利用した構造ということが説明されている。

公式サイト内のムービーでスピーカーの構造図も公開されており、左右外向きのユニットから音を放射することで、ステレオサウンドの再生力を持たせていることが分かる。そして壁沿いに設置すれば壁反射を利用でき、自然とワイドに部屋を包み込む音の広がりを再現できるのだ。

■ボーズの技術が活かされた8個のボイスアシスタント用マイク

本体上部にはボーズのWi-Fiスピーカーを彷彿とさせる各種操作ボタンを搭載。音楽再生/一時停止、ボリューム、アクションボタン、Bluetooth、AUX、マイクオフボタン、そして音楽ストリーミング等から曲を登録できる6つのプリセットボタンを備える。これはボーズのSoundTouchシリーズから継承したものだ。

そして、HOME SPEAKER 500はAmazon Alexaを搭載しているため、高音質な音楽再生だけでなく、人の声で操作することもできる。スマートスピーカーとしての機能性を高めるべく、ボーズはHOME SPEAKER 500の楕円状の天面に8個のマイクを搭載。正面から見て、右側に4個、左側に4個とアレイ状に配置することで、部屋のどの方向から声をかけても均一に声をピックアップする。

QuietComfortシリーズなどのノイズキャンセリング・ヘッドホンにはマイクが搭載されており、これらの開発実績から、ボーズには騒音下でも確実に音を拾う集音技術が蓄積されている。HOME SPEAKER 500が搭載する8個のマイクはそれを踏まえて作り上げられたもので、大音量の音楽を流している部屋でも確実に音声をピックアップできるマイクなのだ。

Amazon Alexaについてはもはや説明不要だと思うが、音楽関連にしぼって解説すると、Amazonのサービスとしてプライム会員なら無料で利用できる「Amazon Music」や、4,000万曲以上を提供する定額制サービスの「Amazon Music Unlimited」とも接続可能。さらにHOME SPEAKER 500ではSpotify(Premiumアカウントのみ)やTuneInとの連携も可能となっている。

■Alexa対応スマートスピーカーとWi-Fiスピーカーのハイブリッド

ここからは、HOME SPEAKER 500の使い方について説明しよう。まず、セットアップはスマホ向け新アプリの「Bose Music」を利用する。アプリで最初にすることは、まず「BOSE ID」を作成し、Bluetoothを利用して「My Bose」の画面から「HOME SPEAKER 500」を登録して名前を設定。続いて自宅で利用しているWi-Fiを設定、家族など利用できるパブリックの設定を完了する。あとは、利用する音楽配信サービスと、Alexa用のAmazonアカウントを登録する流れだ。

スマホ向けの新アプリ「Bose Music」を用いて操作可能。最初にBOSE IDを作成する

Wi-FiやBluetooth接続設定、また使用する音楽サービスとの連携などを設定していく

HOME SPEAKER 500で音楽を聴く手段は、Wi-Fiでアプリ操作による音楽再生、Bluetoothによる音楽再生、Alexaによる音楽ストリーミング再生、そしてAUXによるアナログ接続と多種多様。

新機能はもちろんAlexa搭載なので、「アレクサ」と声をかけてみると、HOME SPEAKER 500のディスプレイ上部にあるライトバーが点灯し、音声リクエストの待機状態になる。例えば「エド・シーランのShape Of Youを流して」と声をかければボイスで応答し、Alexaに登録してある定額音楽配信のアカウント(筆者の場合はAmazon Music Unlimited)からすぐに音楽をかけてくれる。

音声によって、アプリ操作も不要ですぐに音楽を聴けるのは、今さらながら非常に快適だ。そして、HOME SPEAKER 500では本体ディスプレイにカラーでアルバムアートワークが表示され、再生している曲情報をひと目で確認できる。これは嬉しいポイントだ。

一方、「Bose Music」アプリからはAmazon Music、Spotify(Premiumアカウントのみ)、そしてTuneInを使えるので、HOME SPEAKER 500をWi-Fiスピーカーとしてもフル活用できる。リビングに置いて家族それぞれで使い分ける、あるいはベッドの中から操作したい時はスマホからアプリ操作するといった、使い分けのスタイルにもピッタリだ。

■ステレオイメージを立体的に広げる、ボーズサウンドの新境地

それでは実際に自宅に設置したHOME SPEAKER 500で、リファレンス曲を聴き込んでいこう。基本的にはAlexaを利用してAmazon Music Unlimitedで再生しているが、一部楽曲ではBluetooth接続による再生を併用している。

まずは、エド・シーランの『Shape of You』を聴きはじめると、HOME SPEAKER 500のサウンドに対する先入観、ボーズの重低音サウンドというイメージが一気に変わった。音が部屋全体に自然に広がり、そのうえで分離の良い音が聴けるのだ。

男性ボーカルの音声はクリアに立ち上がり、楽器の音の質感、そして響きまでリアル。楽曲に含まれるアコースティックな響きを再現しつつ、空間へと拡散させていく。ボーズらしいディープな重低音も兼ね備えているが、豊かな量感だけでなくリズムの刻みも質感を持って現れる。ボーズのホームスピーカーの新境地とも言えるサウンドだ。

先ほど紹介したとおり、HOME SPEAKER 500では壁際に設置して反射音を利用したサウンドも推奨している。ちなみに筆者は以前、ボーズの360度サウンドのBluetoothスピーカー「SoundLink Revolve+」をレビューした際にも、勝手に壁際設置を推奨していたのだが、HOME SPEAKER 500でも試してみたところ、反射音のおかげで特に中域の厚みと空間の密度感が向上。ボーカルの歌声と、特に反射音の成分で包み込まれるようになり、効果は抜群だ。

続いてブルーノ・マーズの『24K Magic』を聴くと、やはり低域の沈み込みの力強いアタックもありつつ、音の余韻もクリアに拡散させる。部屋の離れた位置で音楽を聴いても文句なしの量感で、さらに空間の広がりを体感できるのはさすがである。

Bluetooth接続で試聴した宇多田ヒカルの『あなた』は、女性ボーカルの声を響きたっぷりに鳴らしつつ、低音はズシリとボリューム感を出す。バスドラムの音は打ち込みの質感とアタックを両立させた絶妙なチューン。フラットで表現力豊かなタイプのサウンドなので、オーケストラはスケール感を伴って、立体的に展開された音楽に包まれる素晴らしい体験ができた。

同じくBluetooth接続で試聴したRADWIMPSの『前前前世』(movie ver.)では、男性ボーカルの声の立ち上がり、予想以上にソリッドに聴かせるベースラインのクリアネスが見事。エレキギターは音を分離して描写し、それらを見通せる立体感を備えている。

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