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2018年10月14日日曜日

先進技術を積極的に取り入れた準旗艦モデル デノン「AVC-X6500H」レビュー♪

DENON
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AVC-X6500H DENON [デノン] 11.2ch AVサラウンドレシーバー AVアンプ
価格:294819円(税込、送料無料) (2018/10/14時点)

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■帯域はよく伸び、生々しい質感がくっきりと表れる

オーディオアンプとしてステレオソース再生の実力を聴こう。情家みえのCD『エトレーヌ』から「チーク・トゥ・チーク」。ベースラインは克明だが量感と迫力に富む。弾力感もある。ピアノの鮮鋭なアタックは生気に富む。肝心のヴォーカルはハスキーで押出し豊かな声質がしかと伝わる。

情家みえの本領、スローバラードの「ユー・ドント・ノウ・ミー」は声の抑揚、強弱変化を活き活きと伝え、声の伸びに力強い芯と音圧を感じさせ、ライブステージを前にしたがごとき生々しい表現だ。音色が曇らず生々しく明るいがしっとりした肉声の温度感がある。

ファルセットにヴォイスチェンジした時の生々しい変化、息づかいも素敵だ。ピアノの倍音の豊かさ、鮮鋭感、シンバルのブラシワークの銀波の寄せるような実在感ハイファイアンプ・グレードといえる。

ハイレゾを聴いてみよう。アンナ・ネトレプコの「ヴェルディ・ヒロイン」(96kHz/24bit)は、コーラス(男声/女声)の分離、定位のよさに感心。ソリストのソプラノは明るく芯の強い鮮鋭感豊かに歌う。ソプラノ・リリコスピントらしい強靭な声が音場にすっくと立ち、ヴェルディの雄渾な旋律がくっきりと現れて小気味よい。

続いてビル・エヴァンス・トリオ「ワルツ・フォー・デビー」(192k/24bit)。スコット・ラファロのベースの解像感、量感は豊かで質感も生々しく、響きが過剰にならない。帯域も十分ローエンドへ伸びている。音程変化による音量の凹凸も少なく、通して聴いていてバランス、音楽のまとまりがいい。

それではサラウンドソースを再生しよう。X6500Hの大きな魅力、Auro3D再生から聴く。グスターボ・ドゥダメル指揮の『ウィーンフィルハーモニー・ニューイヤーコンサート2017』から「美しき青きドナウ」。Auro3Dはチャンネルベースだが、分離のよさが秀逸で空間の澄み渡って爽やかでクール。その中に弦の柔らかい質感が確かにある。

オケがしっかり定位し、解像感も高い。玲瓏としているが確かな音の芯が具わっている。ムジークフェラインザールらしい、高さ方向に澄み渡った音が立ち上って行く響きの生動感がここにある。

前方スピーカーやや高めにオケが展開するので、ウィーンの晴れやかな新年1月1日に会場の平土間(桟敷)の聴衆の一人となって演奏を聴いているように錯覚する。水平方向への広がりも十分で視聴室の限界を感じさせない。

アンコールの「ラデツキー行進曲」は、お約束の聴衆の手拍子が平土間からバルコン席、2階へと音量が高まっていく全方位サラウンド描写が楽しい。パルシブな拍手は再現が難しいがX6500Hでは歪まず濁らず、硬い響きにならない。

■映像の立体感を鮮明かつのびのびとした音響で表現。フラグシップ譲りの密度感も備える

映画ソフトはどうか。『グレイテスト・ショーマン』は歌と演奏のコントラストも際立ち、量感豊かな演奏の中に歌がすっくと立つ。音場表現に関しても、効果音の空間内の立体的なパン、イマーシブらしい立体表現が前作に比較して精度を増しており、映像と見事に一致して爽快。デジタル部の追い込みが進んだことが分かる。のびのびとスケール雄大に鳴らすアンプ、という点でX8500Hに大接近したといっていい。

『リメンバー・ミー』チャプター24の野外コンサートシーンは、音場にスケール感があり、高さ、広さとも豊かで、その中のオブジェクトの移動表現にキレがある。歌手の歌声の全体の響きからの分離、実在感も優れ音場に呑込まれないのだ。背後や側方に回るオブジェクトの存在感も鮮明で小気味よい。

ミゲルとママ・ココのデュエットシーンは、このアンプの明るい音色だがしっとりと落ち着いたハイファイ表現力を映像ソフトで実感させる好例だ。ラストのミゲルの歌は、ボーイソプラノの倍音が豊かに乗った明るく温かい音色を、詰まらず伸びやかに聴かせる。サイズの制約を感じさせない伸びやかな表現力の手応えだ。

『プライベート・ライアン』はイマーシブサウンドを得て蘇った。瓦礫を踏み潰して行くタイガー戦車の、複雑なキャタピラ音の表現にX6500Hの細かい分解能がうかがえる。戦場の轟々たるノイズを逐一情報として音場に出し切り、甘さや曖昧さがない。デコード部の解析と音場処理の進歩も如実に分かる。

頭上を飛び去って行く対地攻撃機P51のスピード感も豊か。移動方向にあいまいさがなく、轟音が確かな量感を伴って頭上高く鮮明に飛び去って行く。続くシーンでも飛んで行く方向の違いは鮮明で表現にあいまいさがない。エンジンの熱い機関音ももやもや混濁せず、解像感に富む。

総じてモノリスコンストラクション導入初期に見られた硬さが、X6400Hでしなやかさに変わり、今回のX6500HでX8500Hの密度感、粘っこさが加わったといえよう。


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