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2018年7月12日木曜日

5,000円級Bluetoothイヤホンならラディウス「HP-N100BT」レビュー♪

ラディウス

 

 5,000円前後でなるべく音の良いBluetoothイヤホンを選ぶ際、心からおすすめできる製品がある。ラディウス “Pure Flat”シリーズの「HP-N100BT」である。

■どんなジャンルでもバランス良好、サウンドチューニングの巧さが光る

最初に強調したいのは「音質のよさ」である。これがまあ、本当に、かなり良いのだ。もし価格を知らずに音だけ聞いたら、まず間違いなく1万円程度、あるいはそれ以上の製品と判断するだろう。それほど完成度が高い。

先に伝えておくと、BluetoothのコーデックはSBCのみ。一般的に、より高音質と言われるAACやaptXに対応していないことを、残念に感じるかもしれない。だが実際の音を聴くと、その懸念はすぐに払拭された。SBCやAACといったコーデックだけで音質を語れないということを改めて実感した。AACに対応していても、これより音が良くない製品は数多い。

ではどういう音かというと、一言で説明すると「穴がない」。こう鳴って欲しい、というサウンドをしっかり届けてくれる。特定の帯域に強かったり、あるジャンルに特化しているものは、逆にあまり得意でない帯域やジャンルがあるものだが、HP-N100BTはクラシック、ジャズ、ポピュラー、ヒップホップ、EDM、なんでもハイレベルにこなす。

具体例を挙げていこう。試聴はiPhone Xで行った。女声ボーカルはカーペンターズ「I need to be in love」で確認。しっとりと張りのあるカレンのボーカル、安定した発声のなかの、微細な心地よいゆらぎまで克明に再現する。ディープアルトの豊かで深い声域から、サビの部分の高音部まで、余裕で追従し、揺るぎない。ブレスや唇の擦過音までリアルに再現するのは、ポテンシャルの高さゆえだ。さらに、背景のフルートやハープ、ストリングスもしっかりと分離し、見通しが良い。

男声ボーカルはボズ・スキャッグス「We're all alone」を聴いた。導入部のしっとりとした歌い出しはあくまでふくよかに、それでいてサビのシャウト気味の部分はキレよく再現する。伸ばした声が消えゆく際の余韻も美しい。その裏に流れる流麗なストリングスの滑らかさも出色の仕上がりだ。

続いてジャズの名曲、オスカー・ピーターソン・トリオ「You Look Good to Me」を再生した。深く低く、時には跳ねるように鳴り響くウッドベースを正確に再現。指使いまで見えるようなリアルな表現だ。トライアングルも綺麗に鳴り響き、高域まで素直に伸びている。様々なピアノの音色が楽しめる楽曲だが、時には軽やかに、時には叩きつけるように力強く鳴り、どれもが的確な描写であることに感心させられる。演奏者のねらいが伝わってくるのだ。解析的に音を確かめているつもりが、いつしか演奏に思わずのめり込んでしまう。

今度は人工的で、思い切り音数が多い曲を…と、DA PUMP「U.S.A.」を再生。ユーロビート特有の、煌びやかな複数のシンセサイザー、打ち込みの複雑なパーカッションが全編を通して隙間無く響き渡る曲だが、それぞれの音が埋もれることなく、しっかり解像している。これがSBCの音か、とほぐれの良さに驚かされる。

複雑なトラックの上を流れるISSAのボーカルも、ハイトーンボイスがとことん突き抜け、気持ちよく響く。バックコーラスもそれぞれの声の重なりまで見通せるようだ。しつこいようだが、これが5,000円台のBluetoothイヤホンで聴けるとは、ちょっと信じられない。

試聴中に思わず感動してしまったのが、女性カントリーミュージックグループ、Dixie Chicksの「Landslide」だ。冒頭のバンジョーの切ない響きに思わず引き込まれ、張りのあるコーラスが曲を盛りたてる。いつの間にかワイヤードやワイヤレスなどということを忘れ、楽曲の魅力そのものに引き込まれる。それだけの力が、このイヤホンにはある。

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