人気の投稿

2018年4月21日土曜日

パイオニアの高コスパイヤホン SE-CH3T レビュー♪

パイオニア

 

“グラフェン”というのは2004年ごろから研究の進んだシートのような物質で、炭素の原子が蜂の巣状に並び、それでいて厚みは原子1個分という形状だ。このグラフェン、軽くて伸縮性があるのに、引っ張る力には大変強く、平面での頑丈さはダイヤモンド以上なのだとか。

ところでイヤホンの振動板の素材は、軽くてしなやか、頑丈さもあり、余分な振動をしないものが最適と言われている。グラフェンが目を付けられないわけがない。

結果として生まれたグラフェンコート振動板は、クリアな音、細かな音の変化にも反応する反応性、そして高音の伸びを特徴として、いくつかのメーカーで採用されている。そしていよいよ3,000円台のイヤホンでも使われる時代となった。

音質傾向
■持ち味はドライバー特性を活かしたクリアさとグルーヴ感溢れる低音

SE-CH3Tの武器は2つ、ずばり「シャープでクリアな高音」と「重量感ある低音」。そのクオリティは、サイズや価格帯からはちょっと想像しづらいグレードに仕上がっている。

高音は、まさにグラフェンコートドライバーの特徴をそっくりそのまま体現したようなキャラクターだ。シンバルのような金属の響きをシャープに、それでいて耳に刺さらないよう抑えながら伸ばしてくれる。音の立ち上がりも早く、全体的に透き通ったクリアな音という印象を与えている。

そこに、小さな筐体から出ているとは思えない低音が加わる。特にベースとバスドラムが強く、ズシンと感じられる。やみくもに低音を強めた機種でありがちな音のこもりも無く、上の帯域を邪魔しない引き締まった低音だ。

複数のDAPに繋げて試聴を行ったが、Astell&Kern「AK100 II」など音の味付けがシンプルなプレーヤーで聴くと、存在感のあるベース、ドラムスに支えられたクリアな音が楽しめる。ソニーのウォークマン「NW-WM1A」など、もう少し力強さのあるDAPに繋げば、低音の勢いはさらに増す。

シャープかつ低域の迫力充分のキャラクターは、楽曲のベースラインをとても楽しく追わせてくれる。Daft Punk「Get Lucky」のようなエレクトロニカはもちろん、スラップベースの真髄が味わえるGraham Central Station「POW」だとか、ドラムとベースの2ピースロックバンド・Royal Bloodの「Figure It Out」など、低音が特徴的なジャンルを聴けば“グルーヴィー”の一言だ。

SE-CH3Tは新素材を特色にするだけではなく、それをしっかり音質に結びつけているのが好感触。その音は限られた予算で良い音を探している人はもちろんのこと、「クリアな音が好きだけど、低音がスカスカなのはダメ」とか、「強い低音は歓迎だけど、籠もるのはイヤ」という人にも、ぜひ聴いてもらいたい。

にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 秋葉原情報へ
にほんブログ村 にほんブログ村 通販ブログへ
にほんブログ村
コメントを投稿